エリから見たスタッフ リョウ

ヒメシエスタのエリです。

今回は、ヒメシエスタの男性スタッフ、リョウについて書こうと思います。

「思いやりがあって、優しくて、穏やか」
「想像していたより、ずっと普通の男の人で安心した」
「落ち着いた雰囲気の大人の男性。包容力があって安心して身を任せることができました。」
「営業途中のサラリーマンが、間違ってベルを押したのかと思った」などなど、

アンケートでよく言われていることですが、私も本当にそう思います。

多くの女性の方が感じられているとおり、彼は本当に「普通の人」。彼の中の99パーセントは、「普通」が占めているんだと思います。
でも、残り1パーセントが、少し?普通とは違う。

私には、彼が冷静と情熱の間(昔、こんな小説がありましたね)で、絶妙なバランスを取っているように見えます。

論理的な面と、直感的な面。
繊細な面と、大胆な面。
常識的な面と、いい意味で非常識な面。

たぶん、彼の中には、たくさんの「リョウ」がいて、正反対の資質の、どちらの極端にも振れないように、常に中立を保とうしている。

それは女性との接し方を見ていてもわかります。
相手に合わせて、ほどよい距離と温度をずっと保っていられる。包容力があって、女性をしっかりと受け止めるのに、決して求められた以上に深入りしない。
だから、多くの女性が安心して彼に身を預けられるのだと思います。

1パーセントの話 女性経験1000人

私が彼と性やセックスの話をするようになったのは、知り合ってから、ずいぶんたってからのことです。
それまでは、お互いに普通の人だと思っていました。彼が何百人もの女性と寝ているなんて、想像もつかなかったし、彼も同様に、私がセックスレスで夜も眠れないほど悩み、苦しんでいるなんて、思いもしなかったでしょうね。

だから、最初に「女性経験が1000人」と聞いたときは驚きました。
でも、それがただの自慢話や、武勇伝ではないことは、すぐにわかりました。話している内容は過激なのに、リョウからは不思議といやらしさをまったく感じなかったから。
男性でも、こんなふうに、セックスについて深く考えている人がいるんだ、すごく興味深い人だな、と思ったことを覚えています。

女性から『おすそ分け』をもらう

「1000人の女性として、どうだった? 楽しかった?」
あるとき私はリョウに尋ねました。
リョウはしばらく考えた後、
「ただ単に、楽しかったか? と言われると、そうでもないです。
もちろん、僕も男性だから、最初の頃はいろいろな女性としてみたいという気持ちもありました。
でも、200人を超えた頃、急に憑き物が落ちたみたいになったんです。女性のセックスの気持ち良さを100とすれば、男性なんて、20程度。
『あぁそうか、自分の快感を求めていても、たいしたことはないんだ。それより、女性に気持ち良くなってもらうほうが、ずっとすごいことなんだ』と気づいたんです。
それ以降、自分の性欲とか、快感とかの優先順位が下がってしまった。
僕にとって、『自分が気持ちいいどうか』は、優先順位の4番目か、5番目くらいなんです」

「女性のセックスには、可能性がある。でも、それを引き出せるのは男性だけ。
僕にとって重要なのは、女の人が本来持っている深い性欲をいかに引き出すかということなんです。
『すごい。私、こんなに気持ち良くなれるんだ』って、そのうねりのようなものは、していても伝わってくるから。

勘違いしてもらっては困るんだけど、それは女性をイカせたっていう満足感ではないんです」

「それより、女性の可能性を引き出して、女性から『おすそ分け』をもらう方が、僕自身もずっと気持ちよくて、満たされるんだと気づいたんです」
それは、彼にとってコペルニクス的転回だったと言います。

セックスについて話しましょう

その後も、リョウとは会うたびにセックスの話をしていたような気がします。
カップルでもない男女が、セックスについて熱い議論を交わす――。普通に考えたら、ちょっとおかしいですよね(笑)。

私は女だから、セックスについて、どうしても自分を中心に考えてしまう。
でも、男性であるリョウは、客観的に女性を見ることができる。
豊富な経験に裏付けられた彼の話は、女性である私にとっても、発見の連続でした。

リョウは、
「女性の性は、豊かで、広がりのあるもの」
と言います。
「その根源はたぶん、女性の子どもを産む力にあると思う。女性のセックスは、深遠なんです。
だから男性よりもずっと快が深いし、本当は欲求だって強いんだと思う。
僕は男だけど、しているときは女性と一体化しているから、わかる。
僕一人では波打ち際で遊ぶことしかできない。でも、女性と一緒なら、もっと深いところに連れて行ってもらえるんです」
「深いところ?」
「セックスの本質のようなもの。
僕はもしかしたら、それを知るためにセックスをしているのかもしれません」

セックスについて彼が思うこと

あるお客様が、リョウの印象を、
「村上春樹の小説の主人公みたいな人」
とおっしゃっていました。
『ノルウェイの森』『スプートニクの恋人』『1Q84』など、村上春樹の小説には、セックスの描写が頻繁に出てきます。
でも、不思議といやらしさがなく、淡々としている。それは、主人公の「僕」がセックスの行為自体を目的にしているのではなく、何かを考えたり、深めたりする手段として、「女の子と寝る」からではないでしょうか。

リョウは、学生の頃、ある出来事をきっかけに、人生について深く思い悩むようになり、ありとあらゆる本を読み漁ったそうです。
でも、いくら調べても、「答え」は無かった。
「答えは自分で探すしかなく、他人がどう言おうと、自分で納得できたことが答えなのだという結論に達して、ようやく落ち着きました。
あの頃は、生きていることがとっても苦しかった。でも、そのおかげで、考えること、物事を追求することの喜びを知ることができました。それは仕事でも、プライベートでも、セックスでも同じなんです」

セックスとは何か? 女性とは何か?

1000人との経験は、それを掘り下げるため過程であって、セックスの行為そのものは、さほど重要ではなくなったのだと彼は言います。
「いつもそんなことを考えながらセックスしているの?」
「そんなことないですよ。しているときは、その女性の感覚に集中しています。考えるのは、後から。もしかしたら、するより考えるほうが好きかもしれない」
セックスについて、女性について、もっとわかりたい――。
「知りたい」というその欲求の強さが、リョウの「普通」と異なる1%なのかもしれません。

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